昨夜、弁が立つ兄ちゃんを親という立場で最後はいいくるめてしまった気がします。兄ちゃんを混乱させたのではないかと大変反省しています。

学校が始まって2週間が過ぎ、
兄ちゃんの日常生活の様子に一言二言いいたくなるわけです。
ゴロゴロ、スマホばかり、寝るのが遅い、約束したのに本読まない、
情報の信ぴょう性を疑うことなく信じ自分の意見のように発言する、
言葉使い・・・もう色々です。

うるさい、うざいみたいな言動は取られるけど、反抗的というわけではなく。

だけど、

 リアリティが大事だ
 すべてはデータだ、科学は嘘つかない

と主張するばかりで、私と会話のキャッチボールができず、
文章というより短い単語だけで、へりくつで返してくる兄ちゃんに、
私はもう我慢が限界で、こんな状態じゃダメだという焦りもあり、
プラス日常のもろもろでイラつく気持ちもあって、
親という立場を使って最後にはぶつけてしまった感じです。

私からはただ、未来や人の気持ちはわからないから想像力も大事にしてほしい、
というだけなんだけど、本と会話にならないんですよ。

私ったら、ダイソンの商品開発の話とか、前職場の話とか
いきなり各論持ち出したり、ポイントがあっちこっちで。
40分くらい兄ちゃんを拘束してしまった。

最後の方は黙って聞いてたんですよ。兄ちゃん、目がうるうるしてたかも。
私も涙がこぼれそうなのをこらえたけど、兄ちゃんを思う愛情の涙なのか、
兄ちゃんに言い負かされる悔し涙なのか、自分の力不足を嘆く涙なのか?
わかりません。

私の言うこと聞いたら兄ちゃんの世界が狭くなる。
兄ちゃんは今、色んなこと発見しながらあっちへこっちへ学びの旅の途中。
そんな潤沢な旅に、私の狭い世界での経験をもとにした話は持っていかないでいい。
兄ちゃん、私が言ったこと、聞き流していいから。

ただね、兄ちゃん、私は常に兄ちゃんの味方なの。
だからこそ時には軌道修正させてもらいたい。そのための話しはしよう。
大好きで大事な兄ちゃんを未来に送り出すには私にも責任があるから。
弟ちゃんもだよ。

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